Spain移住を目指すブログ

5年後にスペインに移住をしたくてヨーロッパを旅しています。旅で出会った素晴らしい景色、食べ物、ホテル、関連する映画などを紹介していきます。

ギラギラした5つ星ホテル「マルケス・デ・リスカル・ワイナリー・ホテル」のミシュラン1つ星ディナー

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2019年夏のバスク旅行の初めの滞在となったスタイリッシュな5つ星のホテル、マルケス・デ・リスカル・ワイナリー・ホテル(Maruques de rascal hotel)。このホテルには、バスク伝統料理を現代風にアレンジした料理を提供するミシュラン一つ星の「リストランテ マルケス・デ・リスカル」(Restaurante Marqués De Riscal)があります。

口コミなどを見ると評価が別れるところだったので、どうしようかと思いましたが、現地に来たら近くにレストランもなさそうだし折角だからと初日はここでDinnerを取ることにしました。あまり期待はしていなかったのですが、日が暮れる風景を見ながらゆっくりとおしゃれなお食事を楽しむことが出来たので満足できました。お食事の内容をご紹介。

 

「リストランテ マルケス・デ・リスカル」(Restaurante Marqués De Riscal)

このホテルには、「リストランテ マルケス・デ・リスカル」(Restaurante Marqués De Riscal)というミシュラン一つ星のレストランと、「1860 Tradición」の二つのレストランがありますが、折角なので初日はミシュラン一つ星をトライしました。着いてチェックインの際に予約をして入れましたが、もう少し遅い時間についた方は予約できなかったみたいです。翌日はお休みだったようなのでラッキー。 

店内は赤を基調として素敵な空間です。

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これは朝食時誰もいないときに撮影したのですが、夜はいっぱいでした!

Dinnerは20時予約だけれどまだまだ外は明るい。やっぱり夏のヨーロッパは最高です。

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こんなに明るいしお天気も日本は梅雨の中ずっと晴れてました

Dinnerのコース 「リストランテ・マルケス・デ・リスカル」

14皿と21皿のコースがありましたが、お料理110ユーロの14皿のコースをチョイス。ちなみにワインペアリングは46ユーロでした。 

コースの内容はこんな感じです。 

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今回は旅の初日ということもあり14皿のコースをチョイスしました

ワイン

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初日ということもあり、Cavaとマルケスのロゼの二杯で終わりにしました。

コース1. Reinterpretation of some of our classic tapas

コースの前半はタパスです。メニューを直訳すると【伝統的なタパスの再解釈】という興味深いタイトル。以下の4皿のタパスをいただきます。

①Red Berries Infusion

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ベリーのジュースは、カシスの味が強いけれどハーブも入っていてさぱりしていてとても美味しい。

 

 ②Black Olives

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ブラックオリーブは中にアンチョビとクリームチーズが入っていて濃厚でとても美味しかったので、販売していないかと聞いたけれど答えはNoだった。残念。真空パックとかで売れば売れそうなのに。

 

 ③Crunch Sandwiches with Russian Salad

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 ロシアンサラダは他のこのホテルのテラスバーでもいただいたけれどポテトサラダのようなもの。サクサクしたクランチととても合いました。

 

④Our Croquettes

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コロッケはもちろんバスクの定番で美味しいけれど結構ボリューミーなので個人的な感想ですが一個でも良いかも。。

コース2. Appetizers Inspired by the Riojah Mountains

次は、前菜になるのかな。これも直訳すると【リオハの山に触発された前菜】。

 ①Fresh Grass or like eating a high mountain meadow 

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見た目もかわいい二品

山の上の湿地帯をイメージしたかわいい前菜2品。味も美味しかったけどこちらは視覚で楽しめる二品。

 ②THE TONDELUNA BITE

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濃厚とサッパリという二種類のオリーブオイル

そして、オリーブ2種類とパン。今回私は炭水化物を極力控えたので、オリーブだけ味見。2種類とも全然味が違ってワインのテイスティングのように楽しかった。因みにメニューのThe TONDELUNA BITEとはどういう意味なんだろう。

コース3.  First Part

 ①Red Prawn Carpaccio over tomato tartare White garlic soup and red wine cavior

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旦那さん一番のお気に入り

 トマトタルタルソースの上に赤えびが添えられたカルパッチョで回りはガーリックソース。恐らく日本人の口に合う味で旦那さんも絶賛していました。

 ②Green Asparagus Imperial cavior and “Perrechico” mushroom mayonnaise

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 個人的に大好きなアスパラガスとマッシュルームの組み合わせ。マヨネーズも日本よりも酸味が少なくて強すぎず良かった。

 

 ③Hake “COCOCHA” over vanilla scented cream with chikki air.

 HAKEというのは英語名でスペイン語ではメルルーサ(Merluza)というタラ科のお魚でココチャは顎部分を使ったお料理。プルプルしていて美味でした。

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この度初のココチャ!感激。

 ④Sweetened pork Ravioli and squid noodles

 これ、豚肉とラビオリを煮ているお料理だが、触感がしわしわであまり好きではなかった。

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お腹一杯になってきてしまったこともあり、、、

コース4. Second Part

 ①Roasted HAKE over a nector of bell peppers

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 メルルーサのロースト。とても美味しいけれどできればスープにつけないでほしかった。これも好みの問題。

②Roasted SQUAB garnished with the tasting notes of a Gran Reserva wine

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 そして最後は夫婦で苦手な鳩(事前に伝えればよかった)。好きな人にとっては絶品なのだろうけど砂肝のようにしか思えず半分以上食べられなかった。ごめんなさい。

コース5. Desearts

①Peach Granite with Zurracapote white

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 ピーチのアイスがサッパリしていてとても美味しい。

 ②Petit Fours 

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ホワイトチョコレートとヨーグルトソースの白いデザート。おなかがいっぱい過ぎたけれどヨーグルトソースはちゃっかり完食。

③一口サイズのスイーツ

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見た目もかわいい

最後には彩りあざやかで見た目もかわいい一口サイズのスイーツが。全部食べられないからお部屋に持って帰りたいくらい。

最後に 

お皿によって好き嫌いが別れた「リストランテ・マルケス・デ・リスカル」のコースではあったけれど、素敵な空間でゆっくりとご飯を楽しむことが出来て、全体的にはとても満足。マルケス・デ・リスカルに泊まる機会がある方は、折角だからここでDinnerを体験してもらいたいですし、泊まらない方もレストランを楽しむことが出来るので、是非お試しください。