今週のお題「家で飲む」
大好きな海外ドラマで新しい作品を探していたところ、Huluで素敵でおしゃれなドラマに出会いました。米女性誌コスモポリタンの元編集長ジョアンナ･コールズの半生をもとにしたドラマ、「NYガールズ・ダイアリー大胆不敵な私たち」、原題は「The Bold Type」です。人気女性誌「スカーレット」の編集部を舞台にそこで働く３人の仲良し女子３人組がキャリアや恋に奮闘しながら成長していく物語です。アメリカではSeason3の放送中でSeason4の放送も決まっています。Season2まで見終わってどんどんはまってきたのでこのドラマについて書きたいと思います。
写真はすべてInstagramより
「NYガールズ・ダイアリー大胆不敵な私たち」の魅力を３つ
まずは、「NYガールズ・ダイアリー大胆不敵な私たち」の魅力を３つ挙げたいと思います。
まず一つ目は、ファッション誌の編集部が舞台であるため、ドラマに出てくるファッションやインテリアはとてもオシャレで、見ているだけで楽しい気持ちになります。
二つ目はポジティブな気分になれるドラマです。製作者が「家に帰ってきたら、ワインを飲みながら、見終わったときに良い気持ちになる作品」(E!News)と語っているように、登場人物に悪人がいないし、仕事から疲れて帰ってきてもドラマを見るとスカッと明るい気分になります。Instaを見ているとキャストもとても仲が良くそしてみんな明るくて素敵な感じです。
三つ目、これが一番好きなポイントなのですが、アメリカのドラマによくある通り、セクシュアリティ、LGBT、銃などの社会問題もしっかりと描き、現代では欠かせないSNSの描写もテンポよく取り入れています。
「NYガールズ・ダイアリー大胆不敵な私たち」の魅力的な登場人物
物語の主人公は編集社で働くジェーン、サットン、キャットの“ミレニアル世代”の3人で皆入社4年目という設定。
ジェーン(Jane Sloan)役はケイティ・スティーブンス/ Katherine Mari Stevens
ジェーンは入社4年目で「スカーレット」のライターに昇格。ライターになりたてで編集長に認められたくて奮闘します。演じるケイティは身長も小さくて(158cmって書いてあったけどもっと小さい？)みんなからドラマの中でもTiny Jane(ちっちゃいジェーン)て呼ばれるので親近感があるのと、目がおっきくてとにかく表情が愛くるしくて大好き。私生活でもとても家族想いな雰囲気が伝わってきます。ドラマの中のファッションも参考になります。
サットン(Sutton Brady)役はメーガン・アレクサンドラ・ファイ/ Meghann Alexandra Fahy
サットンは編集者ローレンのアシスタント。アシスタントとしては非常に優秀なのですがこのままでいいのか悩み中。また、イケメンな役員とこっそり社内恋愛中でもあります。個人的には自分自身の過去の経験と共通するものがあり、とても親近感があります。演じるケイティは大人っぽくて優しそうで頼りになりそう。
Instaで見る限りコメディアンのようなに面白い一面も。
キャット(Kat Edison)役はアイシャ・ディー/ Aisha Dee
とても頭がよく、自分の意見をはっきりと言う性格で編集長にも認められて2年でディレクターに昇進するなどとても優秀です。あることをきっかけに女性に目覚めていきます。演じるアイシャはオーストラリア出身のシンガーでInstaでもよくギターを弾いていますが明るい性格が伝わってきます。
この3人を中心に、3人を暖かく見守る編集長のジャクリーン、役員でサットンの彼氏のスティーブン、同僚のアレックスなど彼らを取り巻く素敵な仲間と3人が集まる「衣裳部屋」と共に物語は進行していきます。
同じ会社でも違う立場の3人、お互いをリスペクトしながら困ったときは助けてあげる関係。プライベートでも仲が良い3人、こんな友人が欲しいなと憧れてしまいます。
このドラマの素敵な友情関係については、こちらを是非見てみてください。
https://front-row.jp/_ct/17263176
「NYガールズ・ダイアリー大胆不敵な私たち」で取り上げる社会問題
前段で触れたように、このドラマを好きな理由はおしゃれなだけではなくドラマに盛り込まれたメッセージです。別のドラマでもトランプ大統領批判などガンガンしていて日本ではこうもいかないと見ていて面白かったのですが、このドラマもしかり。
例えば、イスラム教徒のレズビアンが強制送還されそうになったり、社内恋愛をすると女性だけが非難されるという問題提起をしたり、Instaのインフルエンサー問題を取り上げたり、変異があると乳がんや卵巣がんになりやすいBRCA1についてなど考えさせてくれます。
アメリカの放送に合わせて見れるともっとタイムリーな社会問題に触れられるかもしれませんね。
今後も、「NYガールズ・ダイアリー大胆不敵な私たち」について書いていきたいと思います。
