子供の頃から両親の影響でビートルズを聴いて育ちました。そんな私の大好きな場所は、ビートルズのを心置きなく楽しめるお店、六本木のアビーロード。ここでポール・マッカートニーも認めたビートルズトリュビュートバンド「ザ・パロッツ」が演奏しています。2018年の9月に初めて行って以来、この「ザ・パロッツ」の大ファンになり1か月に1回くらいのペースで来ています。お酒とお食事を食べながらビートルズの生演奏を楽しめる最高の場所、そして「ザ・パロッツ」をご紹介します。
写真はアビーロードHPより。
アビーロードについて
ビートルズの生演奏を堪能できる六本木のアビーロードの店内
アビーロードは六本木駅から徒歩約3分の便利なところにあります。この緑の看板が目印です。
階段を降りるとこれまた緑の入り口があります。
そしてドアを開けると、たくさんのサインそして他のアーティスト来店の写真が飛び込んできます。これまでこのアビーロードには、その生演奏の質の高さからたくさんのアーティストが来店しているとのことです。はじめてお店に来た時には、この写真だけで気分が高まりました。
中に入ると店内は緑と赤基調のクラシックな感じ。そこにビートルズの写真やオブジェがたくさん飾ってあります。
ビートルズのこれまでのジャケットが飾ってあります。その活動期間が1962年から1970年までの8年間と短い間でしたが、その間に名曲や素晴らしい映像、そしてポップなカルチャーなどを残してくれていることを改めて感じさせてくれます。
ビートルズのこれまでのジャケットが飾ってあります。その活動期間が1962年から1970年までの8年間と短い間でしたが、その間に名曲や素晴らしい映像、そしてポップなカルチャーなどを残してくれていることを改めて感じさせてくれます。
アビーロードの演奏時間
演奏は19:30、20:30、21:30、22:30開始の4回で30分ずつで、飲み食いしながら席に座って演奏を楽しむことができます。演奏の合間にはビートルズ関連の映像が流れていますので、それぞれビートルズ(以外でもいいですが)のお話など会話を楽しむことができます。
写真はアビーロードHPより
カクテルの名前がビートルズの曲名だったり、フィッシュアンドチップスなどイギリスっぽいメニューもあります。
「ザ・パロッツ」の紹介
アビーロードのレギュラーバンドは、メディアでも日本一のビートルズのトリュビュートバンドと紹介されることが多いバンドです。私は2018年9月にアビーロードに来てから「ザ・パロッツ」のファンになりました。
写真はアビーロードHPより
「ザ・パロッツ」のエピソード
まず、「ザ・パロッツ」のすごさを表すエピソード。
2013年11月に来日中だったPaul McCartneyの奥様Nancy ShevellさんのBirthday Partyに招待されて1時間演奏。そして、「I Saw Her Standing There」で共演しています。
その時のレポートがこちら(一部抜粋)。
https://www.paulmccartney.com/news-blogs/news/for-whom-the-bell-tells%E2%80%A6-issue-25#Japanese
11月20日(水)
今日は公演はお休み。だが皆で最高に素晴らしい夜を過ごした。というのも、宿泊中のホテルの24階で、ポールがナンシーの誕生日を祝うサプライズ・パーティを開いたからだ。スペシャル・サプライズには、ビートルズのトリビュート・バンドであるパロッツの生演奏もあった。パロッツのライヴでは皆が立ち上がり、思う存分歌って踊った。ポールの目の前で演奏するなんて彼らは頭がどうにかなりそうなんじゃないかとか、ポールの脳裏にはどんな思い出が蘇っているのだろうかとか、僕らは考えずにはいられなかった。ポールも加わっちゃいなよ!と僕らが口々に叫び、それが実際に実現した時、パロッツのメンバーは一生に一度の興奮を味わったはず! パロッツをバックに「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(原題:I Saw Her Standing There)」を歌ったポール。ここにいる全員にとって最高のおもてなしだ! ナンシーの誕生日は、この先ずっと語り継がれるだろう一夜となった。
ポールの前で演奏して、共演までするなんてすごいことですよね!
ポールのバンドメンバー Brian がネット上にアップした当日の短い動画があります。
http://instagram.com/p/g8Ewsnu6M1/
「ザ・パロッツ」のメンバー
今の「ザ・パロッツ」のメンバーはこの5名。
写真はFacebook公式ページより
野口 威 / ゴードン (Gordon) ポール・マッカートニー, ベース & ピアノ
星 宜彦 / ジェームズ (James) ジョン・レノン, ギター
松山 明弘 / バンビーノ (Bambino) ジョージ・ハリソン, ギター
佐藤 仙 / セン (Sen) リンゴ・スター, ドラム
松山 文哉 / フーミン (Fumin), キーボード
過去いろいろなメンバー脱退、加入などもあり、2017年9月には元リーダーのチャッピー吉井さんの急逝など悲しいニュースもあったとのことですが、まだファン歴が浅いため、今のメンバーでのパロッズしか知らないです。
ここでそれぞれのメンバーを紹介します。写真はすべてアビーロードHPより。
メンバーの中でも私が一番好きなのはポール役のゴードン。高音から低音まで歌いこなし、様々な楽器を弾きこなすその安定感が素晴らしいです。
リーダーのチャッピー吉井さんからジョン役を引き継いだジェームズはイケメン担当になると思うのですが、ジョンの特徴的な脚を開いた演奏も踏襲しており、少しかすれた声もかっこいいです。
ジョージ役のバンビーノは演奏もさることながら、MCも面白くゴードンとの息もぴったりです。演奏中にたまに見せるドヤ顔が好き。ジョージがこんなにソロの名曲を残しているとは知らなかった。
先日、リンゴ・スターのライブに行き改めてリンゴのカッコよさに脱帽したところですが、「ザ・パロッツ」のリンゴことセンは優しい顔で素晴らしいドラムさばきを見せてくれるのとリンゴの曲も歌ってくれます。
「ザ・パロッツ」の5人目のメンバーであるフーミン。ビートルズはいろんな音を使っていますが、他のメンバーでは出せない音を作っているそうです。赤いベストがキュートです。
まだファン歴が浅く、それぞれのバックグラウンドやメンバーに加わった経緯などを知らずの非常に浅いコメントです。
ビートルズが好きといっても映像でというよりは音楽聴く機会がほとんどで、この場所に来るまでは、どの曲をだれが歌っているかなどあまり考えずに聞いていました。そのため、ビートルズの音楽はポールとジョンが歌っている、くらいに認識しかなかったのですが、ジョージやリンゴも結構彼らの曲があり、それぞれの歌声を楽しむことができます。
写真は公式Faecebookページより
「ザ・パロッツ」のある日のセットリスト
4回のライブの中で、楽しいMCを加えながら演奏してくれるので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。Queenの映画「ボヘミアンラプソディ」がはやった時に、このお店をQueenの店と勘違いしている人がいると、出だしだけ弾いて笑いを誘ったり、今年2019年リンゴ・スター来日の際に彼の代表曲「Octopus Garden」を演奏しなかったからここでは毎晩演奏しているなんてことも言っていました。
写真はFacebook公式ページより
ある日のセットリスト(一部忘れてしまいましたので完全ではないです)。
メジャーな曲からそうでない曲まで演奏してくれます。各テーブルに曲名のリストとリクエストカードが置いてあるので、何回でもリクエストをすることが出来ます。
Please please Me
All My Loving
Don’t Bother Me
This Boy
If I Need Someone
If I Fell
Come Together
Octopus Garden
Drive My Car
I Saw Her Standing There
Here There And Everywhere
Birthday
Yellow Submarine
Drive My Car
While My Guitar Gently Weeps
Back In The USSR
I Feel Fine
Roll Over Beethoven
Blackbird
Across The Universe
Day Tripper
I Wanna Hold Your Hand
Your Mother Should Know
Love Me Do
I Follow The Sun
When I’m Sixty Four
Let It Be
Here Come The Sun
Hey Jude
ビートルズ好きにはお誕生日の来店もお勧め
「ザ・パロッツ」にお誕生日をお祝いしてもらってはどうですか?事前にお店に誕生と伝えると、毎回20:30からの演奏の際に、メンバーが「ハッピバースデートゥーユー」と歌ってくれて、写真とシャンパンとスイーツと写真のプレゼントがあります。その後、「Birthday」を演奏して歌ってくれるのですがこれがとてもかっこいいので大好きです。
魅力満載のアビーロード、是非体験してみてください。
アビーロード
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木4-11-5